マスキュリン[masculine]
- マスキュリンとは「男性的な」という意味(仏)フェミニンの対語
メンズ調を意識したテーラードジャケットやパンツスーツなどの「男性的な」イメージのスタイルをいう。
そこにフェミニンさ(女性的な、甘さ)、フリル付きのアイテムや
透け感、光沢感のある素材をプラスしたスタイルを「マスキュリン・フェミニン」という。
マドラス[madras]
- マドラスとはインド南東部、ベンガル湾に面する港湾都市。
南インドの商工業・文化の中心マドラス地方の先染め織物のこと。
この地方で織られている綿織物、
細番手の綿糸を用いた縞柄が「マドラス・ストライプ」格子柄が「マドラス・チェック」
多彩な配色で、洗うと色がにじみ、これが素朴な風合いを醸し出す。
- 本来は草木染めの糸を用いた手織り。だが現在では科学染料を使用したものもある。
マニッシュ[mannish]
- マニッシュとは「男性的な」という意味(英)フェミニンの対語
男性的なイメージのスタイルにソフトなブラウス、シャツなど
女性的な要素を組み合わせより女性の魅力を引き出したスタイル。
代表的なスタイルは、
1960年代後半におサンローランが発表した「パンタロン」
このアイテムの大ヒットは女性の社会進出を象徴するものだった。
マニッシュイメージの素材ーウーステッド、フラノ、サージ、ギャバシン、麻、木綿など。
柄は、グレンチェックやチョークストライプ。
ミラー・ワーク[mirror work]
- ミラー・ワークとは、ヨーロッパをはじめインドを中心にアジアの一部の民族の民族手芸。
鏡の回りを刺繍する技法をヒンディ語で「シシャ」というそうだ。
鏡のきらめきは、人々の魂を魅了する力を備えていると考えられている。
装飾性だけではなく宝石と同等に権威のシンボルであり、魔除けや歓迎、呪術的な信仰の対象であったらしい。
(鬼は外、福は内みたい、でも日本の衣服文化には鏡をはじめ、貝やビーズをあしらうことは稀なようだ)
ミラーが用いられる前は、雲母(きら)が用いられていた。
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ミリタリー・ルック[military look]
- ミリタリー・ルックとは、軍隊調のスタイルを総称する言葉。
軍服や戦闘服、陸軍や海軍などのユニフォームデザインや
ナポレオンスタイルなどからヒントを得た
マニッシュで機能的なデザイン、感覚の服装を指す。
肩章(エポーレット・エポレート)や金属ボタン、
肋骨状のボタン留め(ブランデンブルグ)、
フラップの付いたパッチ・ポケットなど装飾デザインに特徴がある。
1966〜1967年頃、
イブ・サンローランがベトナム反戦の意味を込めてミリタリー・ルックを発表。
これをきっかけに
このスタイルがファッションとして受け入れられるようになったと言われている。
ちなみに、
陸軍系を指す場合は、アーミー・ルック、
海軍系を指す場合は、ネービー・ルックと言う。
民俗服[fork costumes]
- 民俗服とは民間・民衆の間の風俗・風習から生まれた、各地方独特の服装。
限定された地域社会の中での素朴な人々の感覚を反映したもの(ファッション事典・文化出版局より)
民族服[national costumes,ethnic costumes]
- 民族服とは人種・言語・宗教など同一の文化特性、生活様式を持った
同族意識を持つ人々の集団が共有する服装。民族の持つ価値感や生活様式が反映されている。
歴史服の対語(ファッション事典・文化出版局より)
民俗服ときわめて近いがその違いは
民族服は各地域の民俗服を含んだより広い意味を持つ。(モードと身体 角川書店より)
共通点は
現地の庶民が流行の影響をうけることなく、
流行に民族固有の感覚を加味しながら発展していったものだと思われる。
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